第21回全国中学高校Webコンテスト(主催:特定非営利活動法人学校インターネット教育推進協会、理事長:永野和男 聖心女子大学 名誉教授)の最終審査結果が決定し、2月16日に開催した授賞式においてその発表が行われました。 昨年5月より募集を開始した当コンテストには、 全国から342チーム(1,348人)が応募し、3段階による審査の結果、16チームがファイナリストとして選ばれました。 最終的な順位は、ファイナリスト各チームによるプレゼンテーションの後、最終選考会にて決定し、続いて行われた授賞式にて発表されました。 プレゼンテーションを含む総合的な審査の結果、芝浦工業大学柏中学校のヤシャレビッチ 満彩さん、大保 双葉さん、飯村 果南さんの3人が制作した作品「 LGBT~個性を尊重しあえる社会~ 」が最優秀賞/文部科学大臣賞に輝きました。 この作品は、中学3年生の女子3名が「LGBT」と呼ばれる人とその人々を取り巻く環境について紹介しながら、LGBTに対する正しい知識を学び、理解できるようにと制作した作品です。 最終審査員からは「日本人にあまり理解されていない性的少数者について正しく理解できるよう、全体的な構成とその内容が分かりやすく整理されている。特に内容については、様々な場所や人に取材を行い、とても丁寧に制作されている点が評価できる。また、読み手が考えて理解するつくりになっており、LGBTの若者が窮屈な状況に置かれていることなどについて考える機会をつくっている。」と高い評価を受けました。 総務大臣賞には、過疎化が進み廃止や減便が相次いでいる地方の公共交通に対して実地調査を行い、今後の対策について提言した作品「 地方交通の危機 」(慶應義塾湘南藤沢高等部)が、また、経済産業大臣賞には、世界の水をめぐる問題について地理情報システム(GIS)を用いて調査し、問題解決に向けて取り組んだ作品「 AquaLuck~ミライを水からみてみよう~ 」(お茶の水女子大学附属高等学校)が、選ばれました。 また、ベストドメインネーミング賞(JPRS特別賞)には「 go-bike.jp 」「 自転車のススメ.jp 」をつけた作品「 自転車のススメ 」が選ばれました。 受賞結果一覧は以下のURLからご覧ください。 http://webcon.japias.jp/2...