最終審査結果発表!「昆虫食が世界を救う!?」(芝浦工業大学柏中学校)が見事、最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞!
第27回全国中学高校Webコンテスト(主催:特定非営利活動法人学校インターネット教育推進協会、理事長:永野和男 聖心女子大学 名誉教授)の最終審査結果が決定し、2月22日に聖心女子大学ブリット記念ホールにて開催した授賞式においてその発表が行われました。
昨年5月より募集を開始した当コンテストには、 全国から216チームが応募し、3段階による審査の結果、14チームがファイナリストとして選ばれました。
最終的な順位は、ファイナリスト各チームによるプレゼンテーションの後、最終選考会にて決定し、続いて行われた授賞式にて発表されました。
プレゼンテーションを含む総合的な審査の結果、芝浦工業大学柏中学校の工藤 礼眞さん、中村 友奏さん、伊藤 来実さんの3人が制作した作品「昆虫食が世界を救う!?」が最優秀賞/文部科学大臣賞に輝きました。
この作品は、中学2年生の男女で結成されたチームが、飢餓問題や環境負荷の観点から「昆虫食」に注目し、その可能性を調査し、また実食や取材を通して昆虫食が世界を救うための解決策までを考え、提示した作品です。
最終審査員からは「昆虫食という一見身を引いてしまう話題を、食糧問題からその必然性が生じてきている現状を示すだけではなく、実は昔から昆虫食はあったとのこと。そしてそれが日本だけでなく、世界にもあることを示し、また宗教的禁忌性も少ない事も示すなど嫌悪感を和らげる情報を的確に示す工夫がされている。その上で、実食もして、価格やアレルギー等の課題点も明らかにするなど、読み応えのある学習サイトになっている。」と高い評価を受けました。
総務大臣賞には、人間の動作解析に用いるモーションキャプチャー技術について学べる作品「動作解析5.0」(芝浦工業大学柏高等学校)が、選ばれ,最終審査員からは「Web教材として丁寧に構成されたコンテンツとなっており、加えて動作解析が拓く未来像や最新の研究・活用事例を取り上げるなど、学習者の興味・関心を高める充実した学習教材である。」と高い評価を受けました。
また「ベストドメインネーミング賞」(協賛:株式会社日本レジストリサービス)には「whatis-ip.jp」「知的財産って何だろう.jp」をつけた作品「知的財産って何だろう?」が選ばれました。
また「ベストCM動画NeuroAI賞」(協賛:株式会社NTTデータ)には「動作解析5.0」が同社の人工知能システム「NeuroAI」によって選出されました。
なお、本コンテストの過去のファイナリスト(OBOG会)が企画した「オーディエンス賞」プレゼン部門には中学生の部「昆虫食が世界を救う!?」が、高校生の部では「動作解析5.0」がCM動画部門には「海洋酸性化」が選ばれました。
受賞結果一覧は以下のURLからご覧ください。
http://webcon.japias.jp/27tqj-judgeresult3.html