第19回全国中学高校Webコンテスト(主催:特定非営利活動法人学校インターネット教育推進協会、理事長:永野和男 聖心女子大学 教授)の受賞作品が決定し、2月18日に開催した授賞式においてその発表が行われました。 昨年5月より募集を開始した当コンテストには、 全国から318チーム(1,283人)が応募し、3段階による審査の結果、18チームがファイナリストとして選ばれました。 最終的な順位は、ファイナリスト各チームによるプレゼンテーションの後、最終選考会にて決定し、続いて行われた授賞式にて発表されました。 プレゼンテーションを含む総合的な審査の結果、神奈川大学附属高等学校の川上寛樹くん、濱田芙実さん、遠藤誠くん、陳宇熙くんの4名が制作した作品「自動運転車が拓く未来」が最優秀賞/文部科学大臣賞に輝きました。 この作品は、今話題となっている「自動運転車」とその利点として期待される「渋滞の解消」に着目し、自律走行ロボットを活用した実験を行いながら、その課題や可能性について詳細に調べ、学習者にわかりやすく説明している作品です。 最終審査員からは「写真・イラストの配置、配色、フォントの選び方・強調方法など、細かい工夫が効果的に施されている。また、渋滞の原因やその解決方法について、理論的考察に甘さはあるものの、仮説を立て自ら実験し解決方法を考察している点は高く評価したい。自動運転車の拓く未来について提言する力作である。」と高い評価を受けました。 総務大臣賞には、「音」に注目し、「声」という最も身近な素材を使って、その仕組みや実験の方法を解説した中学生の作品「音の世界」が、経済産業大臣賞には、「ユニバーサルデザイン」について、自分たちの生活に身近なものを取り上げながら解説した作品「Design for All」が、選ばれました。 また、ベストドメインネーミング賞(JPRS特別賞)には「EARTHQUAKE-WEB.jp」「地震.jp」をつけた作品「大地震に備えよう~わたしたちにできること」が選ばれました。 さらに、大臣賞、特別賞授賞チームには、将来、彼らが、自分たちのプロジェクトやイノベーションを起こし、Webサイトを立ち上げる際に利用できるよう、生徒全員に一つずつ「JPドメイン名の無料登録権利」が贈られました。 受賞結果一覧は以下の通りです。 ...